脳神経内科

後期研修

 高齢社会に伴い脳血管障害や認知症、パーキンソン病などの神経変性疾患の患者が近年、増加傾向にあります。また、頭痛やてんかんなどのコモンディジーズなどは日常一般的に遭遇する疾患であります。東海大学脳神経内科は、これら全ての神経内科疾患を網羅し、それぞれの疾患分野において学会発表などを通じて、最先端の研究、治療を行い、国内外で高い評価を受けております。

研修の特徴

  • 東海大学脳神経内科では、脳血管障害、神経変性疾患、免疫性神経疾患、認知症、末梢神経疾患、筋疾患、頭痛、てんかん、神経感染症など神経内科領域の疾患を幅広く扱っており、大学病院の神経内科としては日本有数の症例数を誇ります。

  • 希望に応じて、脳血管撮影、筋電図、経食道心臓超音波、パーキンソン病治療、遺伝外来などの専門的研修も選択できます。

主要疾患診療実績

付属病院年間入院患者数 687名(2020年1月~ 2020年12月)

主要疾患の内訳

  • 脳血管障害(主に脳梗塞) 385 例

  • 脊髄・脊椎疾患 19 例

  • てんかん 101 例

  • 脳炎・髄膜炎 14 例

  • 神経変性疾患 12 例

  • 認知症 8 例

  • 筋萎縮性側索硬化症 20 例

  • 多発性硬化症 24 例

  • 自己免疫疾患 12 例

  • 末梢神経障害(含むギランバレー症候群) 30 例

  • 重症筋無力症 24 例

  • 筋疾患 12 例

  • パーキンソン病 14 例

  • 代謝性疾患・中毒 4 例

  • クロイツフェルト・ヤコブ病 3 例

  • その他 28 例

4-5年目の到達目標

  • 部位診断、鑑別診断を念頭においた神経診察が実践できる。

  • 代表的な神経疾患の診断と治療方針を理解し、実践できる。

  • CT、MRI、SPECT、頸動脈超音波、経食道心臓超音波、神経筋超音波検査などの神経画像所見を読影できる。

  • 脳脊髄液検査の実践および所見の解釈ができる。

  • 脳波、誘発電位、筋電図の適応を理解し、所見の評価ができる。

  • 筋生検、神経生検、腹壁脂肪生検の手技を習得する。

  • パーキンソン病症例におけるディバイス治療の適応を判断出来る。

臨床研修カリキュラム

  • 臨床助手1年目は総合内科6ヶ月間、当科6ヶ月間(最大)での研修。

  • 2年目は伊勢原、3年目は伊勢原、八王子、大磯のいずれかの施設で研修を受ける。

  • 病棟研修は診療チームに配属され、神経学会指導医の指導の下で研修を受ける。

  • 入院患者は平均10~15例、年間約150例程度の症例が経験できる。

  • 臨床研修と平行して、脳波、筋電図、パーキンソン病、脳血管撮影、経食道心臓超音波および遺伝外来を希望に応じて研修できる。

週間スケジュール

東海大学医学部内科学系 脳神経内科 週間スケジュール

第2,第4土曜日,日曜はOn call体制

研修機関としての指定

  • 日本神経学会認定教育施設(伊勢原、八王子、大磯)

  • 同教育関連施設(東京)

  • 日本脳卒中学会認定教育施設(伊勢原)

  • 臨床遺伝専門医制度研修施設(伊勢原)

  • 日本頭痛学会認定教育施設(伊勢原、八王子)

  • 日本認知症学会認定教育施設(伊勢原、大磯)

研修プログラム終了後の進路

  • 本研修を修了した者は、原則として東海大学医学部職員(助教)として採用

  • 勤務先:付属病院(伊勢原、八王子、大磯)、神奈川・都内教育関連施設のいずれか

  • 希望により国内・外への留学、派遣など可(期間、場所などについては要相談)